はじめてのPC選び|用途・予算からわかる選び方

はじめてのPC選び

難しい数字を覚える前に、
「何に使うか」から決めよう。

パソコンの商品ページには、見慣れない言葉や数字が並んでいます。最初から全部を理解する必要はありません。このページでは、用途 → 持ち運び → 必要な性能 → 予算の順に、選ぶポイントを説明します。

ネット・文書作成・オンライン会議が中心なら

まずはメモリ16GB・SSD512GBを候補探しの出発点にしましょう。そこから画面の大きさ、重さ、価格を比べると理解しやすくなります。

これはピタセレが一般的な使い方を想定した購入検討の目安です。軽い作業なら小さい容量で足りる場合もあります。学校・職場の指定や、使うソフトの推奨環境(メーカーが使用の目安として示す条件)があれば、そちらを優先してください。

1. 最初に決めるのは、この3つ

何に使う?

例:レポートを書く、Web会議をする、写真を管理する、動画を編集する、ゲームをする。

使うアプリやゲームの名前まで書き出すと、必要な性能を調べやすくなります。

どこで使う?

毎日持ち歩くなら、軽さと電池持ちを重視。自宅中心なら、大きな画面や据え置きのPCも候補になります。

ノートPCとデスクトップで迷ったら、まず外へ持ち出すかを考えましょう。

全部でいくらまで?

本体だけでなく、必要なソフト、マウス、モニター、送料、保証も含めて考えます。

「本体が安い」だけで決めず、使い始めるまでの総額を比べましょう。

学校・職場で使う人は、購入前に指定を確認。
使えるOS(WindowsやmacOSなど、パソコンを動かす基本ソフト)やソフトが指定されている場合があります。Office等を学校・職場から利用できるかも確認すると、重複購入を避けられます。

2. よく出る4つの言葉

商品ページでは、まず次の言葉を探してみてください。数字が大きければ必ず自分に合う、というわけではありません。

CPU(シーピーユー)=計算や処理をする役

アプリを動かしたり、データを処理したりする部品です。料理にたとえると、作業をする人のような役割です。

商品ページで見るところ:「Core Ultra 5」「Ryzen 5」などの名称と、その後ろの型番(商品を区別する番号や記号)。

同じシリーズ名でも発売世代や型番によって性能が違います。「5より7が必ず速い」のように、数字だけで決めないことが大切です。

メモリ=作業机の広さ

作業中のデータを一時的に広げる場所です。机が広いと、複数の資料を並べやすいイメージです。

迷ったら16GBを目安に

多くのアプリを同時に使う人や、重い制作作業をする人は32GBも検討します。

SSD(エスエスディー)=ファイルをしまう棚

写真、動画、書類、アプリなどを保存する場所です。メモリとは役割が違います。

512GBを出発点に

動画やゲームをたくさん保存するなら1TBも候補。1TB(テラバイト)は約1,000GB(ギガバイト)です。GB・TBは保存できる量などを表す単位です。表示上の空き容量は、OSなどが使う分だけ少なくなります。

GPU(ジーピーユー)=映像を描く担当

画面の表示や、3Dゲーム・動画処理などを担当します。CPUに映像処理機能が含まれるタイプと、CPUとは別に映像処理用の部品を搭載するタイプがあります。

文書・Web閲覧中心:CPUに含まれる映像処理機能から検討。
重い3Dゲーム・動画制作:CPUとは別に搭載する映像処理用の部品が必要か、使うソフトの要件を確認。

「メモリ16GB」と「SSD512GB」は別の数字です。
保存用の棚を大きくしても、作業机が広くなるわけではありません。両方を確認しましょう。

CPU・GPUの性能は「参考スコア」も見てみよう

部品の名前だけでは違いがわかりにくいときは、PassMark(パスマーク)という性能テストの点数も参考になります。これは、同じ種類のテストで処理の速さなどを数値にしたものです。

CPU Mark=計算・処理の性能

CPU(計算や処理をする部品)を比較するための目安です。CPU名の「5」「7」といった数字だけで判断せず、正式な型番とスコアを確認します。

参照例:AMD Ryzen 5 230
CPU Mark:19,498(参考値)

出典:PassMark公式・このCPUのページ
確認日:2026年11月3日
出典の表示日:2026年11月2日
指標:Average CPU Mark(複数PCから集めたCPUの平均値)
当サイトによる商品の実測値ではありません。

G3D Mark=3D映像を描く性能

GPU(映像を描く部品)を比較するための目安です。特に3Dゲームなどを検討するときの手がかりになります。遊べるゲームや画質は、ゲーム側の動作条件も確認しましょう。

参照例:AMD Radeon 760M
G3D Mark:5,291(参考値)

出典:PassMark公式・このGPUのページ
確認日:2026年11月3日
出典の表示日:2026年11月1日
指標:Average G3D Mark(複数PCから集めたGPUの平均値)
当サイトによる商品の実測値ではありません。

数字の読み方は、ここだけ押さえよう。
  • CPU Mark同士、G3D Mark同士で比較します。同じテスト版・指標なら、数字が大きいほど性能が高い目安です。
  • CPUとGPUは別の尺度です。上の19,498と5,291を比べて、CPUのほうが速いとは判断できません。合計点にもできません。
  • 点数が2倍でも、いつもの作業が必ず2倍速くなるわけではありません。
  • ノートPC用とデスクトップ用では、よく似た部品名でも別物の場合があります。「Laptop GPU」など、型番の最後まで確認します。
スコアが高ければ、必ず快適?

CPUやGPU以外に、メモリ・SSD・本体の冷却・電力設定・使用するアプリも影響します。同じCPU・GPUを搭載していても、製品ごとに性能は変わります。動画編集やゲームは、使うソフトの推奨動作環境もあわせて確認してください。

上の数値は読み方を説明するための参照例です。PassMark公式の集計値は投稿の追加などで更新されます。スコアの大小だけで用途への適合や購入価値を決めず、出典・確認日・テスト条件をそろえて比較しましょう。確認できないスコアは「未確認」とし、0点や推測値では表示しません。

3. 自分に近い用途を選ぼう

次は、候補を絞るための目安です。主にWindows PCを想定しています。Macなどを選ぶ場合も、アプリ・周辺機器への対応を先に確認してください。

文書・学習・オンライン会議

想定:WordやExcel、調べ物、レポート、Web会議。

  • メモリ:16GBを目安に。
  • 保存容量:SSD512GBから検討。
  • CPU:Core i5/Core Ultra 5/Ryzen 5などを入口に、正式型番を確認。
  • GPU:まずはCPUに含まれる映像処理機能から検討。

性能以外では:文字の読みやすさ、キーボード、カメラ・マイクの有無も確認。大きな表計算などでは、さらに性能が必要になることがあります。

毎日、学校や職場へ持ち歩く

想定:文書作成や会議が中心で、移動も多い。

  • 基本性能:文書・学習用の目安を参考に。
  • 画面:13〜14型を候補にすると、大きさを比べやすい。
  • 重さ:本体1.0〜1.3kg程度を一つの目安に。
  • 本体だけでなく、充電器込みの重さも確認。

見落としがち:軽さの感じ方は人それぞれです。可能なら持って確かめましょう。電池持ちは使い方で変わるため、公表値の測定条件も見ます。

写真・動画を編集したい

想定:写真の加工、動画のカット、字幕や効果の追加。

  • メモリ:軽い写真編集は16GBから。動画や複数アプリの併用は32GBも検討。
  • 保存容量:素材が多いならSSD1TBを候補に。
  • CPU・GPU:使う編集ソフトの推奨環境と照合。
  • 4K(映像の細かさを表す呼び方)の動画や重い効果を使う場合は、通常の文書用PCとは分けて選ぶ。

選び方:使う編集ソフトと、編集する動画の解像度・内容を先に決めましょう。色を正確に扱う仕事では画面の性能も重要です。

ゲームを楽しみたい

最初に決めること:遊びたいゲーム名。ゲームによって必要な性能は大きく違います。

  • ゲーム公式サイトの「推奨動作環境」を確認。
  • メモリ:16GBを入口に、ゲームの推奨条件を優先。
  • 保存容量:複数の大きなゲームを入れるならSSD1TBも候補。
  • 重い3Dゲームでは、対応するCPUとは別に搭載する映像処理用の部品を重視。

注意:「ゲーミングPC」という名前や光る見た目だけで決めないこと。遊びたいゲームを、希望の画質で動かせるか確認します。

上記の容量・画面・重さ・CPUクラスは、ピタセレの編集上の目安です。快適な動作や、その構成での購入価格を保証するものではありません。

4. 予算が足りないときは、何を優先する?

まず「絶対に必要なこと」と「あればうれしいこと」を分けましょう。上位のCPUや見た目を優先して、必要な容量や使いやすさを下げないことが大切です。

文書・学習が中心

メモリ・SSDの容量、画面やキーボードの使いやすさを優先。使わないCPUとは別に搭載する映像処理用の部品や装飾への支出は抑えます。

動画制作・ゲームが中心

ソフトやゲームに必要なCPU・GPU・メモリを先に確保。予算に収まらなければ、作業内容や目標の画質も見直します。

持ち歩きが中心

重さ、大きさ、充電のしやすさを優先。高い性能を求めるほど、本体や充電器が重くなる場合があります。

8GB・256GBの安いPCではだめ?

Web閲覧や軽い作業など、使い方を絞れば足りる場合もあります。ただし、アプリを同時に使う量や保存するデータが増えると、不足することがあります。購入後に増設できるかも確認しましょう。

本体予算10万円なら、何が買える?

価格は時期や機種、セール、ソフトの有無で変わるため、予算だけで性能は決まりません。「自分の用途」「必要な容量」「本体以外の費用」をそろえ、販売店の現在の総額で比較してください。

5. 商品ページでは、この順に見る

  1. OSと使いたいソフト:Windows・macOS等の環境が、学校・職場やアプリの指定に合うか。
  2. メモリとSSD:「16GB」「512GB」など、2つの数字を別々に確認。
  3. 画面と重さ:持ち歩ける大きさか、文字が読みやすいか。
  4. CPU・GPUの正式型番:同じシリーズ名でも構成が違うため、候補同士でそろえて比べる。
  5. 付属品と総額:Office、カメラ・マイク、充電器など、必要なものが含まれるか。
  6. 納期と保証:いつ届くか、返品・修理をどこへ頼むか。
USB-C(ユーエスビー・シー)は、端子の形だけでは判断できません。
USB-Cは周辺機器や充電器をつなぐ差し込み口の一種です。充電や画面への映像出力に使えるかは機種によって異なります。必要な使い方ができるか、仕様表で確認してください。

6. 買う直前のチェックリスト

候補が決まったら、一つずつチェックしましょう。

チェック状態は保存されません。決めた条件は、メモやスクリーンショットでも控えておくと便利です。

参考にした公式情報

公式情報の確認日:2026年11月2日。必要な性能はソフトのバージョンや作業内容で変わります。本文の購入目安は当サイトの解説によるもので、すべてを各社が推奨しているという意味ではありません。

← ピタセレのトップページへ

タイトルとURLをコピーしました